LIFE STORY of GUIDE DOGS ❻

しっかりと役割を果たした引退犬の写真

いままでお疲れさまでした。

しっかりと役割を果たした引退犬の写真2

さぁ、新しい生活だ。

くつろぐ引退犬の写真

Happy retirement

盲導犬の引退
(10歳~)

(感謝の気持ちを伝える日)

【引退】

盲導犬としての責任を果たした犬は、『引退犬』として引退犬ボランティア宅に引き取られ、ゆっくりと余生を過ごします。 ラブラドールやゴールデンといった犬種の寿命は14歳前後です。犬の健康状態を確認しながら盲導犬が10歳~11歳の間に引退するよう利用者と話し合い引退時期を決定します。盲導犬利用者にとっても、また盲導犬にとっても別れはつらいものですが、比較的犬が元気な状態で引退犬ボランティア宅へ引き取られることが望ましいと考えています。犬も年齢を重ねると足腰が弱くなり、疲れやすくなります。また白内障が出たり、耳が聞こえにくくなることもあります。早ければ8~9歳程度で引退しなければならない犬もいます。 一方、次の盲導犬を必要としている利用者は、再度、共同訓練を受けることになります。

<ボランティア条件>

・室内飼育であること
・留守が少ないこと
(3時間以上の場合はご相談ください。)
・申込時、主に飼育する方の年齢が70歳以下
・原則、ご家族でお世話していただける方(単身者は要相談)
・医療費をご負担いただける方(高額になる場合があります)
・最期まで責任と愛情をもってお世話をしてくださること。 (場合によっては寝たきりや大きな病気になることも想定してください。)
など



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